『オーバークック』の次にハマる!類似ゲームをまとめてみた。(計19作)【随時更新】

おすすめゲームまとめ

「ゲームしたいな、何プレイしようかな」と迷ったら、筆者はとりあえず『Overcooked シリーズ (以下、『オーバークック』)を手に取ってしまう。それくらい本作が好きだ。

うぃっち
うぃっち

シリーズはいくつか出ていますが、中でも『Overcooked 2 – オーバークック2』 が一番のお気に入り!マップやキャラは最新作に比べ少ないけど、バグやラグな少ない(重要事項)!旧作にも関わらず、未だに本作のプレイヤー人口は、新作に比べ3.5倍ほど多いよ!(参考 : 2025年1月時点 / Steam DB情報

Ghost Town GamesとTeam17 Digitalが開発した本作は、ぶっ飛んだキッチン内でハチャメチャに料理するアクションゲームである。お客からのオーダーはひっきりなしで厨房に届き大忙し。なのに肝心の調理場は、溶岩の上だったり気球の中、はたまた海賊船の甲板にあったりするのが意味不明だ。気の知れた友人と一緒に遊べば、爆笑必須のハチャメチャお料理ゲー、それが『オーバークック シリーズ』なのである。

しかし、どれだけ面白いゲームでも何百時間プレイしていると少しだけ飽きてくる。とはいえ『オーバークック』を超えるゲームなど存在するのか。だれか、この枯渇した気持ちを満たしてくれ!…そうして日々『オーバークック』に似たゲームを調べる中で筆者が見つけた『オーバークック』ライクなゲームを、あなたに全部紹介しようと思う。

うぃっち
うぃっち

きみも『オーバークック』難民なんでしょ?

✽更新履歴✽

2024.07.01 初回記事公開
2025.02.03 『Shakes on a Plane』『Turn the Line!』『Unrailed 2』追加
2025.03.23 『Party Club』追加

『オーバークック』のどこに面白さを感じるのか。

本題に入る前に、まずこの点について解説しなければならない。なぜなら、これから紹介するゲームは、以降に解説する要素を備えているゲームだからである。

まず一言でいえば、『オーバークック』の面白さは「タスク管理」にあると筆者は考えている。本作では、頭を使わない適当なプレイでは良いスコアは得られない。友人と笑いながら楽しむ分には問題ないが、高スコアを目指すうえでは、タスク管理に目を向けることが重要である。

『オーバークック』は、1ステージ3~5分程度の時間内で、高密度かつ高速なタスク管理を仲間と行う必要があるゲームだ。矢継ぎ早に厨房に舞い込む料理の注文に従い料理を作るのだが、①材料を切る、②材料を焼く、③素材の運搬、④料理の提供、⑤皿洗いといった多様なタスクの優先順位を考え、適切に処理する能力がプレイヤーに求められる。

プレイヤーは常にフィールド全体を俯瞰した視点を持ち、状況を見極め最善の行動を取ることが重要だ。とはいえ、自分のプレイスタイルを相手に押し付けると、逆にチームワークが破綻したりもする。そのため、それぞれのプレイヤーが自身の得手不得手を瞬時に理解し適応する能力が、極めて重要となるのだ。

タスク管理ゲームの中でも、マルチプレイ主体のゲームを筆者は特に好んでいる。仲間と常に声を掛け合い、仲間が今何の作業をしているのかを把握し、協力して目的達成を目指すそのプロセス自体が、とにかく楽しいのである。だから『オーバークック』は筆者にとって最上級の「タスク処理の快感」を与えてくれるゲームなのである、好きです結婚してください。

『オーバークック』っぽいゲームの定義

さて、そろそろ本題にいこう。これから紹介するゲームは、以下の特徴をすべて抑えていると筆者が判断した『オーバークック』ライクなタイトルをご紹介している。ぜひ参考にしてほしい。

①タスク管理ゲームであること
②協力型ゲームであること
③制限時間があること
④大きなタスクの達成には、複数の小タスク処理が必要

まお
まお

本題にいくにゃ!

①お料理ローグライト神ゲー『PlateUp! – プレートアップ!』

【日本語:〇】
【満足度:★★★★★】

個人的に傑作。『PlateUp! – プレートアップ!』は、レストラン経営と料理アクションにローグライク要素を取り入れた作品だ。お客が店を訪れ、席に案内するところからゲームが始まる。注文を聞き、それに応じて料理を作り、完成した料理を提供する。食事を終えたお客の皿を下げて洗うほか、店内が汚れたらモップで掃除する必要もある。

うぃっち
うぃっち

『オーバークック』にはない掃除の要素は、個人的に高ポイント!汚れは放置すると、料理を提供する際に足を滑らせたりするため、適切なタイミングを見つけて掃除する必要る。より頭に負荷をかけてくれて最高!


一日を終えると報酬が得られ、新たな設備を購入して店をアップグレードしていく。このローグライク要素が魅力的だ。ランダムで提供される設備には、調理時間を短縮するターボオーブンや、食材を効率よく運べるベルトコンベアなど、多くの便利なアイテムが存在。これらを活用することで、調理や作業全体のスピードを向上させることを目指していく。しかし、設備の配置を工夫しなければ、お客の邪魔になったり、作業効率が逆に落ちたりするため、計画的な設置が求められるわけだ。

まお
まお

設備のアップグレードや配置を工夫し、料理の動線を最適化する過程が、このゲームの醍醐味だにゃ!

②お荷物ぶん投げブラック引っ越し業『Moving Out』

【日本語:〇】
【満足度:★★★☆☆】

本作は、ブラックな引っ越し会社「スムーズ・ムーブス社」の社員となり、荷物を運ぶハチャメチャな引っ越し作業ゲームだ。全体的なデザインは『オーバークック』とかなり似ているが、制作会社はDevM GamesとSMG Studio共同による開発であり、まったくの別会社。

料理ではなく引っ越しをテーマにしている点がユニークだ。通常「お引越し」といえば、家具や荷物を丁寧に扱いトラックに乗せるのが当然だが、本作では窓ガラスは割わるわ、ドアは破壊するわで、とにかくハチャメチャ。お客さまの大切な家具を投げ飛ばしたり破壊したりしながら進む引っ越し作業は、もはや引っ越し業者ならぬ破壊業者である。

まお
まお

ブラック企業すぎるにゃ

友人とプレイすれば、爆笑必須。ただ!オンラインマッチングがないのは非常に残念。(一応steamのリモートマルチプレイ機能でオンライン協力が可能ですが、ラグがあるのが大問題なんだ)

と言いたいところだが、その問題点は続編により解消した。なんとこちらは、オンラインマッチングに対応!さすが、需要が分かってるね!そのほかにもステージやキャラクター数が大幅ボリュームアップしており、より騒がしく、よりユーモラスになって帰ってきた。

うぃっち
うぃっち

いまからやるならこちらがおすすめ。

③地獄のワンオペコーヒーショップ『Coffee Caravan』

【日本語:〇】
【満足度:★★★★☆】

本作はコーヒーの移動販売店をテーマにした経営シミュレーション。プレイヤーは移動販売店のスタッフとして、各地でコーヒーを提供していく。見た目はかわいいですが、ゲームプレイとしては結構大忙し。なんせ、他のスタッフはおらず、プレイヤーはたった一人で接客から豆挽き、提供まで全部こなすわけですから。

一回でもミスしたら、全部最初から。ワンオペでこれは厳しすぎる!とはいえ、忙しさに体を委ねていると、なんだかどうでもいい現実の悩みとか吹き飛んでゆく…。これを望んでいたんだよ!といった気持ち。



④自動化協力タワーディフェンス『Keep Keepers』

【日本語:〇】
【満足度:★★★☆☆】

タワーディフェンスに自動化要素を組み入れながら、協力要素も合わせたような作品。基本的なゲームプレイとしては、昼と夜の2サイクルを繰り返すことになる。昼には素材を集め設備や武器をアップグレードし、夜には拠点の設備で敵を倒すのだ。

拠点となる部屋は結構広いので、レイアウトの自由が結構高い。その分、プレイヤーが稼働しなければいけない範囲が広がるので、必然的に結構忙しくなる。友人と一緒にプレイして、役割分担を決めながら、せっせと敵を倒したりするのが楽しい。


⑤ウチの店は、お客も食材ですから『Bone’s Cafe』

【日本語:〇】
【満足度:★★☆☆☆】

ガイコツの使い魔を召喚し、調理や配膳を効率化していく経営シミュレーション。客を毒殺して食材を得るというヤバイ要素があるが、見た目の可愛らしさでうまいこと中和してる。タイムオーバーによるゲームオーバー要素がないため、ストレスなく遊べる点が特徴。

使い魔を増やしてオートメーション化を進める楽しさがある一方で、レシピの誤植、レイアウトの調整が煩雑という課題もあり。忙しさはもちろん、ヒリッとするスリルを求める人にはおすすめ。


⑥『Tools Up!』

【日本語:〇】
【満足度:★★★☆☆】

Tools Up! はリフォームをテーマにした協力ゲーム。アパートや高層ビルを舞台に、プレイヤーはペンキを塗り、タイルを敷き詰め、家具を移動しながら制限時間内に部屋を改装していく。

舞台となるのは溶岩に囲まれた建物や氷の上など、バラエティ豊かなステージ。物や人を投げ渡して効率化を図る場面は、『オーバークック』的でもあり笑える。一方で、操作性に少々難があるのが残念。


7.観光客も食材の一部だ『Cannibal Cuisine』

【日本語:〇】
【満足度:★★☆☆☆】

『Cannibal Cuisine』は、観光客を料理するというユニークでカオスなお料理ゲーム。『オーバークック』からうまい部分を取り込みつつも、前者にはないグロテスクなひねりを加え、独自の世界観を醸し出している。

作りが荒い部分があるが、低価格で気軽にプレイしやすいのがポイント。注意点としては、操作性や視認性に癖があることと、ソロプレイでは難易度が跳ね上がることか。


8.ドタバタ自動車整備士『Manic Mechanics』

【日本語:〇】
【満足度:★★★☆☆】

最大4人で楽しめる協力型のメカニカルアクションゲーム。『オーバークック』の自動車修理版ともいえる内容で、「オクタン島」を舞台に、車や潜水艦などさまざまな乗り物を修理しながらベストスコアを目指す。

燃料漏れによる火災や暴れる牛の乱入など、予測不能なアクシデントがカオスで、プレイ中に思わず吹き出してしまうことも。ハチャメチャな整備士となり、仲間とチームワークを駆使して乗り物を修理するスリリングな体験を楽しもう。


9.掃除しつつ疲れたらソファで寝る『Out of Space』

【日本語:〇】
【満足度:★★★★☆】

本作は、エイリアンに汚染された宇宙船を掃除し、住みやすい環境に整える協力型ゲームである。プレイヤーの目的は、モップやバケツで汚れを除去し、リサイクラーでゴミやエイリアンを処理しながら、快適な生活空間を作ること。ロボットやペットの犬を使った作業の自動化も可能で、その過程が癖になる。

ランダム生成マップやリソース管理の戦略性は頭を悩ませるが楽しい。ソファで昼寝をする遊び心もあって魅力的。ただし、ソロプレイでは難易度が高く、友人と協力してプレイするのが必須だ。わいわい楽しむパーティーゲームとしておすすめできる。

10.トラブル続出の宇宙船!チームワークで危機を回避する『Catastronauts』

【日本語:✖】
【満足度:★★★☆☆】

『Catastronauts』は、宇宙船を舞台にした最大4人協力プレイのアクションゲーム。プレイヤーは宇宙船のクルーとなり、次々と発生するトラブルに対処しながら敵船と戦います。船内では火災や故障、シールドの損傷などが発生し、仲間と連携して素早く修復しなければなりません。一方で敵船を撃破する必要もあるので、その見極めも重要。

限られたスペースと時間の中で、誰が何を担当するのかを瞬時に判断し、役割をこなすスリルと達成感が本作の醍醐味でしょう。『オーバークック』のような慌ただしい協力プレイに、『FTL』のような緊張感を融合させたゲームプレイといった感じ。

11.目指せ三つ星レストラン『Diner Bros』

【日本語:✖】
【満足度:★★★★☆】

『Diner Bros』は、レストランを経営しながら料理を作り、顧客に提供していくカジュアルな協力プレイゲーム。プレイヤーは料理の準備のみならず、注文の受け取りや配膳も担当する。最初は限られた設備とメニューでスタートし、売上を伸ばしながら新しい食材や調理器具をアンロックし、レストランを拡張していく流れとなる。

本作では、工事作業員や食通の評論家など、個性豊かな顧客が登場する。それぞれ異なる対応が求められるのが面白い。例えば食通の評論家なら、素早い対応が必要で、長時間待たせると店を出てしまうため、迅速な調理がカギとなるなど。

また通常のモードに加え、ゾンビから店を守るエンドレスモードなどもある。料理と接客の役割分担を工夫しながら、売上アップを目指すのが面白いタスクマニアには堪らない作品だ。

12.ドタバタ育児で友情を試す『Baby Storm』

【日本語:〇】
【満足度:★★★☆☆】

本作は、幼稚園の先生となって、元気いっぱいの赤ちゃんや幼児たちの世話をする、カジュアルなパーティーゲーム。プレイヤーは最大4人で協力しながら、騒がしい子どもたちを相手に、おもちゃを渡したり、おむつを替えたり、食事を与えたりと、次々と発生するタスクをこなしていく。シンプルな操作性と直感的なゲームプレイが特徴で、誰でも気軽に楽しめる作品だ。

ゲームが進むにつれ、子どもたちの動きがどんどん活発になり、プレイヤーの素早い判断とチームワークが試される場面も増えてくる。カラフルでポップなビジュアルデザインが、賑やかで楽しい雰囲気を演出しており、視覚的にも楽しめる作品だと感じた。
一方で、ソロプレイでは作業の単調さを感じることもあるが、マルチプレイでは協力の楽しさが際立つ。友人や家族と一緒に遊ぶことで、さらに盛り上がること間違いなしの一本だろう。

13.ハチャメチャ木こりアクション『Lumberhill』

【日本語:〇】
【満足度:★★★★☆】

本作は、木こりとなって木を切ったり、動物を誘導したりする協力アクションゲームだ。ゲームの基本ルールは単純で、「木を切る」「動物を誘導する」といったコア作業に変化はない。ただし、悪天候や地形の変化、T-レックスや海賊などの環境要素がプレイヤーを妨害してくる。この要素がいいアクセントとなっており、本作の魅力を底上げしている印象だ。


ローカルプレイは快適だが、オンラインではラグが目立つのが残念点。さらに、操作精度に課題が残る点も。特に、意図しないアイテムを拾ってしまう問題は、快適なプレイを妨げる要因だ。プレイ後の記念撮影などユニークな要素もあり、フレンドとカジュアルに楽しめる作品として仕上がっている。

14.アライグマがアイテム強奪する『Trash Patrol – Academic Version』

【日本語:✖】
【満足度:★★★★☆】

レイヤーはアライグマとなり、仲間と共に家へ侵入し、制限時間内にできるだけ多くのアイテムを盗み出すことを目指すアクションゲーム。ただし、家の持ち主には要注意だ。彼らは家を荒らすアライグマを決して歓迎しない。もし見つかってしまったら、とにかく逃げろ。

本作では、ただ盗むだけではなく、アライグマらしく清潔さにもこだわる必要がある点がユニークだ。手に入れたアイテムは丁寧に洗浄・乾燥させ、テレポートする不思議なゴミ箱へ投入する。なぜゴミ箱が瞬間移動するのかは不明だが、そこに放り込むことがミッション達成の鍵となるようだ。さらに、汚れた人間の手には要注意。せっかく集めた“お宝”を汚されてしまうからだ。

高所にあるアイテムを取る際には、チームワークが重要となる。仲間を掴んで投げることで、手の届かない場所にもアプローチ可能だ。アイテムの回収、洗浄、そして人間の気を引く役割など、プレイヤー同士の協力が勝利へのカギとなる。

うぃっち
うぃっち

タスク管理はもちろん、フレンドとの息の合った連携プレイが必要な作品だよ!

まお
まお

無料でプレイできるので、ぜひ気軽に遊んでほしいニャ!

15.魔法の世界でポーション調合『Witchtastic』

【日本語:〇】
【満足度:★★★☆☆】

『Witchtastic』は、魔女となって仲間とポーションを調合する協力型アクションゲームだ。

舞台となるのは、夜の森や採掘場といったどこか妖しい雰囲気の場所。プレイヤーはオーダーに合わせて、材料を集め、刻み、煮込み、ポーションを調合していく。各ステージには個性豊かなギミックが用意されており、幽霊や狼、沼地といった障害物が行く手を阻むことに。環境内に直接存在する食材を探して集める仕組みがユニークで、例えばキノコは森の中から直接採取し、薔薇は鉢植えから育てるなど違いがあって、面白い。

本作のアートスタイルは、古いファンタジーの絵本を彷彿とさせるデザインだ。音楽も軽快かつ幻想的で、テンポの速いゲームプレイにマッチしている。キャラクターのカスタマイズ要素も充実しており、髪型や衣装、ほうきのデザインを変更して、自分だけの魔女を作り上げられる点も高ポイントだ。

うぃっち
うぃっち

とにかく世界観が妖術的で大変良い!アートスタイルに惹かれた方は、プレイして損はないよ!

16.協力ドタバタ鉄道建設ゲーム『Unrailed 2:バック・オン・トラック』

【日本語:〇】
【満足度:★★★☆☆】

本作は、2020年にリリースされた『Unrailed!』の続編で、最大4人で協力しながら列車を駅まで導くゲームだ。前作の魅力を受け継ぎつつ、新たな要素でさらに戦略性と協力プレイの楽しさが増してより面白さが増している。プレイヤーは、次々と襲いかかる障害物や妨害を乗り越えながら、列車を脱線させずにゴールへ導くことを目指す。新要素の「カートリッジ」により、効率的な資材運搬やアクションが可能になり、ゲームの奥深さが増えた。

また、各バイオームごとに異なる地形やボス戦が用意されており、プレイヤーの適応力とチームワークが試される場面も。さらに、地形コンダクター機能によって、オリジナルのマップを作成し、フレンドとシェアできる点も魅力のひとつだ。

※執筆時点(2025年1月)では早期アクセス期間中で、今後コンテンツの追加が予定されている。

うぃっち
うぃっち

よりカオスになった世界観で、フレンドと一緒に盛り上がること間違いなし

17.目指せ定時退社!仲間と挑む、ドタバタ工場ライフ『Turn the Line!』

【日本語:〇】
【満足度:★★☆☆☆】

『Turn the Line!』は、工場の生産ラインをテーマにした協力型ゲームだ。プレイヤーはとある工場の新入社員となり、最大4人で協力しながら、ケーキやお菓子の製造工程を管理し、注文をこなしていく。可愛らしいキャラクターとシンプルなゲームプレイが特徴。

本作の最大の魅力は、操作の直感性とユーモラスなアクションにある。プレイヤー同士の協力が重要で、材料の加工、機械への投入、製品の運搬といった役割を分担し、テンポよく作業を進める必要がある。さらには仲間を持ち上げて投げるアクションなど、戦略的な動きが求められる場面も多々あり、混乱しながらも笑いが絶えないゲーム体験が楽しめるだろう。

一方で、難易度の高さがやや課題となっている。タイムリミットが厳しく、効率的なルートを事前に計画しなければ、時間内に全ての作業を終えるのは容易ではない。また、キーボードやコントローラーの操作設定が直感的でないため、慣れるまでに時間がかかる点も残念だ。

ローカルマルチプレイには対応しているが、オンラインプレイは未実装。リモートプレイ経由での協力プレイは可能だが、正式なオンライン対応があれば、さらに多くのプレイヤーが楽しめるだろう。執筆時点(2025年1月)では早期アクセスのため、正式リリースでの実装に期待したいところ。

18.揺れる機内、飛び交う料理!ドタバタ機内サービス『Shakes on a Plane』

【日本語:〇】
【満足度:★★☆☆☆】

『Shakes on a Plane』は、飛行機内の乗客に食事を提供しながら、さまざまなトラブルに対応する協力型パーティーゲームだ。最大4人で料理を作り、配膳し、ゴミを片付けながら、お客様を満足させることを目指す。

プレイヤーはカートを押して食事をお客様に運ぶが、揺れる機内ではさまざまなトラブルが発生。揺れや動くトレイ、混雑する通路など、プレイヤーを悩ませる要素が満載だ。各キャラクターには固有のアビリティがあり、スムーズなサービスを目指すためには、戦略的な役割分担と迅速な判断が求められる。次第に複雑になる乗客の要望に応えながら、精一杯おもてなしをしよう。

19.迷惑客は木の板でシバきますから / 『Party Club』

【日本語:〇】
【満足度:★★☆☆☆】

レストラン運営型パーティーゲーム。基本的には『オーバークック』をベースに、掃除や修理といった要素を追加した内容となっている。お客の種類も多様で、例えばガスで気絶させてくるスカンクなどには、木の板でシバく必要があったりと、結構カオス。(面倒なお客に対して攻撃できるのはユニーク)

レストランのレイアウトを自分で自由に配置できる点も魅力。また、各料理をぶん投げて提供する独自のシステムも便利。『オーバークック』では、食材しか投げられなかったから。一方で操作性にはやや難があり。掃除道具が壁に埋まったり、物理演算が暴走することも。

終わりに


ひとまずザザッと紹介してみたが、いかがだっただろうか。あなたにとって面白そうなゲームを見つけることができれば幸いである。なお本記事は、随時更新予定だ。再度『オーバークック難民』となった際には、ぜひまたここに訪れてほしい。可能な限り、作品をご紹介していくつもりだ。

うぃっち
うぃっち

それではみなさん。よきオーバークックライフを!

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